02_ボビンのセットに大苦戦

 五十数年前小学生の時家庭科で習って以来のミシン操作。どういうわけか「ボビン」という部品の名前は憶えていました。

下糸をボビンに巻いて釜にセット。あれ?どうやっても入らない。ガチャガチャやっているうちに釜があらぬ方向に。

「助けて!先生」「あらまあ!釜が外れたかな?最近のミシンはボビンをセットするだけなんだけどOTOKOミシンは昔風ね!」と言って本体の裏を見て釜をなんなくリセット。最近のミシンはもちろん、昭和初期のレトロな足踏み式ミシンを巧みに操る先生はミシンの構造を熟知しているのです。脱帽。

 最初からつまずきましたが、機械式の構造はシンプルで良いなと気を取り直して下糸と上糸をセットしました。さあ、縫うぞ!

 ちなみに釜の役割は上糸をすくい取りボビンに巻かれた下糸と絡ませて布を縫い合わせる役目を持っているそうです。

点前右の糸を巻いているのが「ボビン」、左の「ボビンケース」に入れます。

奥の下の方にあるのが「釜」です。

最近の家庭用ミシンは「ボビンケース」や「釜」など意識しなくても大丈夫です。