すごいぞ!接着芯

 先生が取り出してきた白いガーゼのような生地。先ほど裁断したコースター生地の大きさに合わせて切ります。

「裏表に気を付けて!」「どちらが表かわかりません!」「ざらざらしている方にノリ(樹脂)が吹き付けられているの、だからその面を生地の裏側に貼り付ける」「あと接着芯専用のアイロンを使ってね。仕上げアイロンだとほかの生地にノリが付くと大変だから」

「接着芯意外と面倒だな、付けなくてもコースターくらいなら大丈夫じゃない?」

「じゃあ、接着芯ありとなしで作ってみる?」

接着芯ありのメリット→①生地がふにゃふにゃにならずしっかりする。②端の布がほつれない。③鉛筆で印や線が引ける。

接着芯は表面に出ることがなく作品の形をしっかり保ってくれる裏方さんということがわかりました。すごいぞ、接着芯。

次回はいよいよ初めての直線縫いです。


左は接着芯を貼ったもの、右は接着芯なし。

左はしっかりしています。

「不織布タイプ」の接着芯、硬めに仕上がるそうです。このほかに薄手で衣類向けの「織布タイプ」やニット生地などに使う「編み布タイプ」もあります。