18_10作目の挑戦!紳士服をリメイクして作る、「上質なトライアングルバッグ」

【今回の作品データ】

  • 作品: トライアングルバッグ(裏地付き)

  • 素材: 紳士服地の裁断残り(リメイク)

  • こだわり: 高級ウール素材の質感と、モダンな立体的フォルム

  • ここがポイント: 本来なら捨てられてしまう最高級の「端切れ」に、新しい命を吹き込む。


「服地の端切れ」に恋をして。

洋裁を始めてついに10作目。今回は、学園に大切に保管されていた「紳士服地の裁断残り」を譲り受け、リメイクに挑戦しました。

一見すると小さな端切れですが、そこはさすがの紳士服地。手に取ると、ウール特有の上質な滑らかさと、深みのある色合いに背筋が伸びる思いがしました。この「良い素材」に触れる喜びも、蔦学園で学ぶ楽しみの一つです。

選んだ形は、これまでの袋物とは一線を画す、立体的な「トライアングルバッグ」です。

「平面が立体に?」型紙という名のパズルに大苦戦

しかし、意気揚々と型紙を広げた私を待っていたのは、大きな「謎」でした。2色の生地を切り替えてデザイン性を高めたのですが、

「この布のどこを縫えば、あの三角になるんだ……?」

展開図を書いてみても、頭の中はますます混乱するばかり。平面の型紙がどうやって立体に立ち上がるのか、そのイメージが全く掴めず、大きな壁にぶつかってしまいました。

先生の「魔法の折り紙」で霧が晴れた瞬間

立ち往生してしまった私に、先生(妻)がそっと助け舟を出してくれました。

先生は布をまるで折り紙のようにスッと曲げながら、「ここが底で、ここがバッグの口。こう繋がるのよ」と、立体的にお手本を見せてくれました。

その瞬間、バラバラだった線と辺が自分の頭の中でピタリと繋がりました。「なるほど!」と、霧が晴れるように理解が進む。上質な素材だからこそ、失敗したくない。そんな緊張感を、先生の的確な指導が「安心」に変えてくれました。

端切れが「一生モノのバッグ」に変わる喜び

複雑な工程を経て、ついに完成!

紳士服地特有のハリがあるおかげで、バッグの三角形がピシッと美しく立ち上がりました。本来なら役目を終えていたはずの「裁断残り」が、自分の手によって、モダンで高級感あふれるバッグに生まれ変わった。この達成感は、何物にも代えられません。

シンプルな袋物から始まった私の洋裁。10作目を数え、今では素材の価値を引き出すリメイクも楽しめるようになりました。次はどんな布に、新しい命を吹き込もうか。ワクワクが止まりません。


あなたも「素材を愛でる手仕事」を始めてみませんか?

蔦学園には、歴史ある場所だからこそ出会える素敵な布たちがたくさんあります。「良いものを、大切に形にする」そんな贅沢な時間を、私たちと一緒に過ごしてみませんか?

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