19_11作目の挑戦!曲線に込める和の心「丸いコースター」

【今回の作品データ】

  • 作品: 丸いコースター(徳利&おちょこ用)

  • 素材: 和の趣を感じる、落ち着いた色合いの布地

  • 難易度: ★★★☆☆(滑らかなカーブが腕の見せどころ)

  • ここがポイント: 晩酌の時間を格上げする、柔らかな円のフォルム


日本酒の時間をより豊かに。思い立った「丸」への挑戦

洋裁を始めて11作目。以前は基本の「四角いコースター」を作りましたが、今回は「丸」に挑戦することにしました。

きっかけは、日々のささやかな楽しみである晩酌の時間です。「徳利や杯を置くなら、直線よりも柔らかな丸いコースターの方が、お酒も美味しく感じられそうだ」と思い立ったのです。

「四角が縫えれば、丸も簡単だろう」……そんな風に軽く考えていた私を待っていたのは、想像以上の「カーブの壁」でした。

「山道の運転」のように。一針に集中する贅沢

丸いコースターには、直線がどこにもありません。いかに滑らかに、カクカクさせずに縫い進めるか。先生(妻)からは、二つの大切なアドバイスをもらいました。

  1. 針目を細かく設定すること(カクカクするのを防ぐため)

  2. とにかく、ゆっくり進むこと

フットコントローラーを繊細に操作しながら、布を少しずつ回していく作業は、まるで曲がりくねった山道をゆっくりと運転しているような感覚です。直線縫いにはない深い集中力が必要でしたが、その「無心になれる時間」こそが、大人の手仕事の醍醐味だと感じました。

先生の「神ワザ」!返し口はあえて「裏の真ん中」に

そして、円を美しく仕上げるための驚きの技を教えてもらいました。

通常、ひっくり返すための「返し口」は端に作りますが、丸いコースターだと、そこだけ形が歪んでしまいがちです。先生が教えてくれたのは、「裏面の中央に、こっそり返し口を作る」という技でした。

「ここで閉じれば、表からも横からも、返し口が全く見えないわよ」

言われた通りにやってみると、驚くほど綺麗な円が完成!「そんな方法があったのか!」と目から鱗が落ちる思いでした。この小さな工夫一つで仕上がりがプロ級に変わる。これこそが、教室で学ぶ「智恵」なのだと感動しました。

晩酌に添える、手作りのぬくもり

試行錯誤の末、徳利用とおちょこ用のサイズ違いが完成! さっそく並べてみると、丸いフォルム特有の柔らかな雰囲気が漂い、いつものお酒がより一層おいしく感じられます。

丸いコースターへの挑戦を通して、曲線縫いの奥深さと、美しく仕上げるための秘技を学ぶことができました。次はどんな「形」に挑戦しようか、私の洋裁の探求心はまだまだ止まりそうにありません。


あなたも「暮らしを彩る小さな魔法」を学びませんか?

「丸いものを丸く縫う」——そんな当たり前のようで難しいことも、コツさえ掴めば楽しくなります。身近な小物を自分の手で作る喜びを、蔦学園で一緒に味わってみませんか?

まずは無料見学・体験でお茶を飲みがてらいらしてください