二月、春を待つ針先に想いをのせて。

皆さま、こんにちは。 二月が始まりました。階段の踊り場にある黒板も、新しいメッセージに書き換えています。

カレンダーの上ではもうすぐ春(立春)を迎えますが、現実にはまだ冬の名残が深く、冷たい風が吹く毎日ですね。 それでも、少しずつ伸びてきた午後の日差しに、新しい季節の足音を探してしまいます。

今月のメッセージです。

窓の外には 浅い春  冷える指先 糸のぬくもり  重ねる布に 春を呼び込み  芽吹く季節を 待ちわびる  心まで温もる 服を縫う

この季節、かじかむ指先で触れる糸や布の柔らかさは、いつも以上に温かく、心まで包み込んでくれるように感じます。

まだコートは手放せませんが、手元では少しずつ、春の光を縫い込んでいくような色を選びたくなりますね。一針一針、春を呼び込むように仕立てる一着は、きっと着る人の心まで優しく温めてくれるはずです。

暖かな部屋で、穏やかな針仕事の時間を楽しみましょう。 今月も、皆さまの毎日に豊かな手仕事の時間が流れますように。