六月、雨音のリズムにミシンをのせて

皆さま、こんにちは。 暦は六月を迎え、街のアジサイたちも雨を受けて生き生きと色づく季節になりました。 教室の窓から見える景色も、しっとりと深い緑に包まれています。

 

今月の詩をお届けします。

しとしと降る雨 静かな午後 リズムを刻む ミシンの音 雨粒のような パールを添えて 潤う景色を 布に写し 慈しむように 仕上げていく

晴れた日の手仕事も気持ちが良いものですが、雨の日の静かな午後に、ひとりミシンに向かう時間は格別です。 カタカタと規則正しく響く音だけが、部屋の中に心地よく流れていく。 仕上げに小さなパールをひと粒添えるときの、あの宝物を扱うような高揚感。

誰かのため、あるいは自分自身のために、一針一針「慈しむように」仕立てていく時間は、私たちの日常をそっと豊かにしてくれますね。

外はあいにくの雨模様が続きますが、この黒板アートが、踊り場を通りかかる皆さまの心をほっと潤す雨宿りの場所になれば幸いです。

今月も、手仕事の温もりとともに。 どうぞ健やかで穏やかな六月をお過ごしください。